通商産業開発サービス・イノベーション局長と会合

12月16日(月)、大久保 敦 ブラジル日本商工会議所イノベーション・中小企業委員会委員長(JETROサンパウロ事務所所長)は同委員会のコア・メンバーおよび事務局長と伴に経済省サンパウロ出張事務所でグスターボ・エネ局長と会合を行った。世界の趨勢はインダストリー4.0(日本では5Gを駆使したソサイテー5.0)、第4次産業革命の波がここブラジルにも押し寄せているが、残念ながら産業構造上、数の上では98.6%を占める中小企業や零細企業の大半はこの波から程遠い存在だ。

ボロソナーロ政権下では国策として産業競争力・生産性向上および雇用の拡大が喫緊の課題となっている。5Sに始まり、人材育成、経営マネージメントを含む諸施策など、日本の中小企業振興政策や豊富な経験・知見を活かし、官民が一体となってブラジル国家に何をどのように協力支援が出来るのか、忌憚の無い意見交換を行った。今後も直接の担当官等を含めて継続的な協議を行うことで意見が一致した。

JETROサンパウロ事務所から大久保 敦所長、岩瀬恵一次長、松平史寿子次長、会議所から中小企業コアメンバーの村田俊典会頭および福元信義専任理事に加え、平田藤義事務局長が参加した。

 

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