運輸サービス部会に12人が参加して業種別部会長シンポの発表資料作成

運輸サービス部会(岐部ルイス部会長)が2011年2月8日正午から2時まで12人が参加して開催、すでに作成されたドラフト資料を基に業種別部会長シンポの発表資料作成で大いに意見交換が行われた。

2010年の回顧では好調な内需や力強いブラジル経済の成長率、港湾や空港のインフラが需要に追付かずに更なるブラジルコスト高、好調に推移した鉄鉱石や農産物輸出、サントス港湾ターミナル会社の相次ぐ値上げ、人件費の上昇、難しい価格転嫁、IT業界ではIpadの販売開始、電子ノッタフィスカルの本格稼働などについて発表された。

今年の展望では物流業界全般関連インフラの老朽化加速、中国向け鉄鉱石需要の更なる増加、観光地を中心にホテルなどの建設ラッシュ、心配される物流業界のストライキ、サンパウロ市内道路規制による影響、航空需要をカバーできない空港インフラ、さらに混雑する港湾ターミナル問題、IT業界ではクラウド・コンピューティング、企業内SNSなどのトレンドが話題となった。

参加者は岐部部会長(UBIK)、和田副部会長(日通)、今井副部会長(NYK Line)、畠山氏(K Line)、カナタニ氏(JAL)、谷口氏(栄進)、大胡氏(商船三井)、村田氏(鈴与)、内村氏(ブルーツリー・ホテル)、山下氏(ヤーコン)、加藤領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長


すでに作成されたドラフト資料を基にシンポジウムの発表資料作成


すでに作成されたドラフト資料を基にシンポジウムの発表資料作成


左から今井副部会長(NYK Line)/岐部部会長(UBIK)/和田副部会長(日通)

 

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