金融部会(小西輝久部会長)は15人が参加して2012年2月1日正午から午後2時まで、業種別部会長シンポ発表資料作成で大いに意見交換を行った。
ブラジルのマクロ経済の動向、ヨーロッパの債務危機連鎖の可能性、為替の動向、今年の為替はR$1.70からR$1.80の予想、内需が牽引しての経済回復、直接投資の動向、コントロールされたインフレ、一桁台まで下げるSelic金利の予想、株の動向とボラティリティ、デリバティブ規制、最低サラリーの大幅アップによる小売販売の増加、経済ファンダメンタルズ、昨年よりも伸びるGDP、再保険の民営化、データ不足や年金・医療保険などが部会の中で話題となり、今年の金融部会の活動としてパネル形式の講演会、プライベート銀行での資産運用など様々なアイデアも提案され意見交換が大いに行われた。また小西部会長の後任に、遠藤秀憲氏(副部会長)が新部会長に就任した。
参加者は小西部会長(ブラジル三井住友銀行)、遠藤副部会長(南米安田保険)、栗原副部会長(ブラジル三井住友銀行)、上原氏 (イタウー銀行)、村田氏(ブラジル三菱東京UFJ銀行)、川原氏(ブラジル三菱東京UFJ銀行)、奥村氏(マリチマ保険)、堀内氏(みずほコーポレート銀行)、山崎氏(ブラデスコ銀行、米沢氏(南米安田保険)、伊澤氏(シティバンク)、脇山氏(パトリモニオ保険)、有馬氏(有馬&鐘ヶ江)黒木氏(在サンパ ウロ日本国総領事館)、平田事務局長
左から栗原副部会長(ブラジル三井住友銀行)/小西部会長(ブラジル三井住友銀行)/遠藤副部会長(南米安田保険)(Foto: Rubens Ito / CCIJB)
今年初めての金融部会では業種別部会長シンポ発表資料作成で大いに意見交換が行われた