食品部会に10人が参加して業種別部会長シンポジウムの発表資料作成

 食品部会(齋藤孝之部会長)に10人が参加して2009年7月28日正午から午後2時まで開催、8月18日の業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために参加者はそれぞれ今年上期の回顧と下期の展望を発表した。

 食料品や調味料などの市場を世界金融危機の影響をそれほど受けていないが、原材料や為替、税制などの影響が大きく、今年上期の回顧では中国メーカーとの価格競争、食肉消費減、粗糖価格の上昇、天候不順、商品流通サービス税(ICMS)の前払い制度への変更、物流費負担、インフルエンザへの対策、ボルサ・ファミリア、在庫削減などが売上に影響した。

 下半期の展望としてコストダウンの取り組み継続、海外市場の開拓、原価管理の強化、コントロールされたインフレ、社内販売促進キャンペーン、社内教育の充実化などで下半期の売上は上半期を上回ると予想した企業が多かった。また参加者から各企業が抱える問題をざっくばらんに話合える会合を持ってはどうかとの意見も聞かれた。

 参加者は齋藤孝之部会長(日清味の素アリメントス)、岡橋亮輔副部会長(東山農産)、大野恵介副部会長(三栄源)、高藤悦弘氏(味の素インテルアメリカーナ)吉住直樹氏(三菱商事)、黒津エドアルド氏(ヤクルト)、松田典仁氏(MNプロポリス)、加藤秀雄領事(サンパウロ総領事館)、佐々木真一郎副領事(サンパウロ総領事館)、平田藤義事務局長

              

              業種別部会長シンポジウムの発表資料作成で参加者は今年上期の回顧と下期の展望を発表した

 


 

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