JBN TV局と総領事公邸で懇親会

  従来、ブラジルで視聴できる日本の番組はNHKのみだったが、昨年の移民の日(六月十八日)にちなみ立ち上げたブラジルJBN TV局の放送がスカイ系衛星142チャンネルで始動したのは周知の通りである。

  JBN は日本の大手TV局や制作会社のドラマ、映画、ドキュメンタリー、アニメ、音楽などの番組の中から、全てオリジナル音声にポ語字幕つきで放映、日本文化の普及に貢献している。昨年の移民100周年で大活躍したサンパウロ総領事館の武田幸子副領事は笑顔で語った。

  JBNは、移民の歴史や出稼ぎをはじめ日系社会の各種イベントから食文化、音楽、美容、健康とスポーツ、教育など幅広く番組を制作、日本文化の普及に一層拍車がかかりそうだ。日伯経済交流の潤滑油としての役割を期待したい。

  14日、大部一秋総領事公邸に招かれたJBNのフミオ ミヤシロ ディレクター、ミルトン ニシワキ氏は今後の制作企画や抱負を語った後、スカイ系衛星142チャンネルからの実放映を公邸出席者に披露した。

  公邸には青年商工会議所(JCI)のロジェリオ マサミ キタ新会頭、ヴァルテル イホシ下議の秘書マルセロ ヒデジマ氏など将来を担う若い人達に加え会議所から田中会頭と平田事務局長が参加した。

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