13人が参加して電気電子部会開催

電気電子部会(千野 浩毅   部会長)は2016年2月16日午前9時から11時まで13人が参加して開催、2月25日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成のために、参加者は自社の2015年の回顧並びに2016年の展望について発表した。

2015年の回顧ではレアル通貨に対するドル高の為替による原材料の高騰、経済リセッションによる製造業部門の生産活動停滞、不振を極める自動車産業の影響、高騰を続ける人件費による収益性悪化、Selic金利引き上げに伴う銀行金利上昇、高止まりするインフレ、改善されないブラジルコスト、年末開始のスマートフォン向け優遇税制廃止などが話題となった。

2016年の展望ではレアル安の継続、インフレの高止まり、早急な政治問題解決、更なるブラジルコストの上昇懸念、期待するオリンピック・パラリンピック特需、ICMS税の州間争いによるコスト上昇、多岐に亘る製造業部門の解雇、コスト上昇による価格転嫁、財政悪化対策の増税懸念、2016年は我慢の年で2017年年からの景気回復期待が挙げられた。また政策対話委員会の天谷浩之アドバイザーは、ICMS税代行納税制度(ST)に中間財適用の除外の改善提案に向けたアンケート調査協力について説明した。

参加者は千野部会長(ソニー)、高田副部会長(NECラテンアメリカ)、磯村副部会長(エプソン パウリスタ)、伊藤副部会長(パナソニック)、君崎副部会長(ムラタ ワールド)、菅井氏(ナガイ・ド・ブラジル)、清水氏(オムロン)、大沢氏(キャノン)、蛭子領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、天谷アドバイザー、吉田調査員、大角編集担当

 

Akio Kimizaki, Keijiro Isomura, Hiroki Chino e Tetsuji Ito

A pauta do encontro versou sobre a retrospectiva de 2015 e as expectativas do setor para o ano de 2016.

 

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

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