8月の懇親昼食会は、2015年8月14日正午から午後2時までチボリホテルに140人が参加、ジョゼ・イヴォ・サルトリ(José Ivo Sartori) リオ・グランデ・ド・スール州知事を迎えて開催、司会は平田藤義事務局長が務めた。
初めに特別ゲストのジョゼ・イヴォ・サルトリ南大河州知事、ファービオ・ブランコ(Fabio Branco)セクレタリー、中前隆博サンパウロ総領事/会議所名誉顧問が紹介され、村田俊典会頭は日ブラジル外交関係樹立120周年向け寄付協力へのお礼、9月2日にサンパウロ州工業連盟(FIESP)開催される120周年経済セミナー、8月20日に開催される業種別部会長シンポジウム、9月3日にブラジリアで開催される貿投委でのAGIR発表などについて説明、中前隆博サンパウロ総領事は修好120周年記念の寄付協力へのお礼、2万人参加を目標にしているインテルラゴス・サーキットでの花火大会は有名なファッションデザイナーのコシノ・ジュンコ氏演出、数千発の花火打ち上げ、マダム・バタフライショーやコンサート、日本食の紹介などが企画されていることを紹介した。
カロリーナ・坂間監事会議長は、2015年第2四半期の業務・会計監査が2015年7月31日正午から午後1時30分まで監事会から監事会からカロリーナ サカマ監事会議長 (PwC)、二宮 正人監事 (二宮正人法律事務所)、横路 史生監事(大和証券))、財務委員会から川原 一浩副委員長(ブラジル三菱東京UFJ銀行)、大渕 彰規副委員長(丸紅ブラジル)が参加して開催、初めに平田藤義事務局長から会計事務所が作成し提出した貸借対照表、損益それに事務局が準備して常任理事会 によって承認された月別会計種目別収支明 細書、実績対比表、会費滞納現況表並びに2015年第2四半期の各委員会や部会の予算と実績について説明、それに対する監事側からの質問など相互間で活発な討議が行なわれて審議された結果、監事会は「2015年の第2四半期の会議所の 業務の遂行と会計処理は適正であったこと」を承認、事務局からは平田藤義事務局長、エレーナ・ウエダ会計担当、日下野成次総務担当が参加したことを説明した。
政策対話委員会主催セミナー「サンパウロ州のICMSクレジット移転制度についての説明会」並びに「カマラインフラサミット」の案内について天谷 浩之アドバイザーは、9月3日の貿投委での5項目のAGIR発表、課税ワーキンググループの「サンパウロ州のICMSクレジット移転制度についての説明会」の参加、インフラワーキンググループのワーキングトレーディングセンターで開催される「カマラインフラサミット」の参加申し込みについて説明した。
3分間スピーチでは、文協移民資料館の森口 忠義・イグナシオ 運営委員長は文協の文化スペースについて、4月から修好120周年記念に合わせて文化空間プロジェクトの進捗状況説明として、文協地下1階の保存、移民資料館への容易なアクセス、和食普及センター設置などに対する資金支援を説明した。
JCI青年会議所のCamila Stuck Kawauchi会長は、9月10日午後7時30分からリベルダーデのアルバレス・ペンチアード大学での「植木シゲアキ氏講演 ブラジルとエネルギー」の案内を行い、平田藤義事務局長は委託販売の新刊書案内として、赤嶺 園子氏の「笠戸丸移民 ~未来へ継ぐ裔孫~―第1回ブラジル移民のうち沖縄県出身者325人の足跡と子孫をブラジル、アルゼンチン、沖縄で追跡調査した記録―」について説明、新入会員紹介ではASSESSORIA TÉCNICA ATENE LTDA.のFERNANDA BRAGA氏が自社の主な事業について紹介、村田会頭から会員証が授与された。
ジョゼ・イヴォ・サルトリ南大河州知事は、テーマ「リオ・グランデ・ド・スール州 ~その投資先として~ 」と題して、日本人移民はすでに35年前以前から同州に住んでおり、同州の人口はギリシャに匹敵する1,100万人、州都ポルト・アレグレ市は400万人の人口を擁しており、地理的にはメルコスールの中心に位置し、パラー州ならリオ・グランデ港まで南北鉄道で結ばれる予定があり、各種の製造業コンビナート工業地帯が州内に分散、強固な金融システム、太陽光発電ではブラジルのトップ、州内には多くの有名大学を擁してマンパワーが豊富、海外からの州内への投資を積極的に受け入れており、自動車・トラックメーカーや自動車部品メーカーなどが多数進出、飲料・肥料・食肉・多様な電力エネルギー分野への進出も盛んで、日本企業の同州への投資受入を説明、村田会頭から記念プレートが贈呈された。
ジョゼ・イヴォ・サルトリ南大河州知事 講演テーマ「リオ・グランデ・ド・スール州 ~その投資先として~ 」
ジョゼ・イヴォ・サルトリ南大河州知事
村田俊典会頭
中前隆博サンパウロ総領事/会議所名誉顧問
Fotos: Rubens Ito / CCIJB