機械金属部会(山田 佳宏部会長) は、2021年7月29日午後1時30分から3時まで22人が参加してオンライン形式で懇談会開催、司会は山田部会長が務め、参加者がそれぞれ自社の2021年上期の回顧と今後の展望について発表した。
懇談会では、昨年3月からCOVID-19パンデミックによる鉄鋼メーカーの高炉停止による減産や在庫調整からの回復、中国のいち早い経済回復が牽引した鉄鉱石の国際コモディティ価格の上昇による鉄鋼製品価格の上昇、中国の鉄鋼メーカーに対する輸出振興リベートの廃止、内需活性化による輸出関連の課税開始、カーボンニュートラル、環境関連課税の傾向、電力エネルギーオークション再開、好調な建機業界、半導体不足による自動車業界への影響、過去数年の右肩上がりの医療業界、旺盛な鉱山向けマイニング、来年10月の大統領選挙を控えた新規投資動向、航空貨物の物流コスト高騰、渡航禁止によるリモートオペレーション、大半の産業界の回復基調など多岐に亘って意見交換が行われた。
参加者は山田部会長(三菱重工 )、秋山氏(日本製鉄 )、加藤氏(メタルワン )、杉本氏(伊藤忠丸紅 )、小野澤氏(荏原)、石井氏(CBC)、 岡田氏(コマツ)、 平野氏(タダノ)、平野氏(京セラ)、田野口氏(横河南米 )、二本松氏(TMEIC )、長谷川氏(DMG MORI)、加治氏(出光)、脇氏(NSK)、中野氏(NTN)、中野副領事(サンパウロ総領事館)、吉田調査員(サンパウロ総領事館)、松平次長(ジェトロサンパウロ事務所)、古木調査部長(ジェトロサンパウロ事務所))、平田事務局長、上田アシスタント、大角編集担当