2024年上期の第4回フォーラム開催

化学品部会及び機械・金属部会共催の2024年上期の第4回フォーラムは、2024年3月21日午前9時~10時までテーマ:2023年度下期の振り返り並びに今後の展望 副題:「2024年、ブラジル民間投資拡大の可能性~現地市場ニーズの取り込みに向けて~」について開催。司会はフォーラム委員会の木村委員長が務めた。

初めに第一部では化学品部会の石原部会長は、ブラジルの化学部門販売トレンド、南米の自動車生産トレンド、南米のフレキシブルフィルム生産トレンド、21社の各社アンケート集計では、主要個別カテゴリーでは輸送・ヘルスケア・農業・印刷・コンシューマー・その他のカテゴリーについてトピックなどについて説明した。

第2部では郷園氏及び大野氏は、ブラジルパイロットペンの企業変遷、サンパウロ本社概要、ジュンジャイ工場概要、会社組織、ブラジル国内の販売体制、直販店・代理店制度の販売システム、ブラジル国産品及び輸入製品ラインアップ、カテゴリー別売上比率、70周年記念企画などを紹介。質疑応答ではノック式フリクションシリーズ販売が挙げられた。

機械・金属部会の三好部会長は、12社の会員企業の状況、事業分野毎のアンケート集計状況、関連指標と各事業分野の動向では、ブラジル鉱工業生産の月間推移、土木建設指数、粗鋼生産、電力消費、石油製品・紙パルプ産業、工場用設備・制御機器、建設機械、ポンプ・圧縮機等、自動車産業関連では月別自動車生産台数の推移について説明。部会企業の取組を紹介では横河南アメリカ社及びユシロ化学社のそれぞれの50周年式典。荏原南アメリカ社のアンテナショップ、会員企業のポルトガル語による現地スタッフの部会開催などを紹介。質疑応答では環境関連事業の実証実験の今後について挙げられた。

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