2024年のブラジル日本商工会議所新年会は、2024年1月19日正午から午後2時30分までブルーツリーモルンビーホテルに140人以上が参加して開催。司会は村田俊典事務局長が務めた。
初めに特別参加者として、小室千帆首席領事、文協のロベルト西尾氏、援協のパウロ・サイト氏、日伯文化連盟(アリアンサ)のロベルト・フジナガ氏、サンパウロジャパンハウスのCarlos Augusto Roza副館長、JCIのマリーナ・フクハラ会頭が紹介された。
続いて小寺勇輝新会頭は、能登半島地震の被害者へのお悔やみ及び復興への願い、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとハマスとの戦争に端を発した中東情勢の悪化、ブラジル南部地域の降雨、北部地域の渇水などをはじめとし世界的な気候変動、フェイクニュースへの対応、ルーラ政権下でのインフレコントロール、Selic金利の引下、今年のGDP伸び率低下。10月の市長選挙。昨年の新年会での①会員間の融合。②現地との融合。③ブラジルと日本との融合は道半ばであるが、会員の皆様も会議所活性化のために積極的に参加してほしいと要請した。
林禎司在ブラジル日本国大使はビデオメッセージで、昨年10月からの短期ビザ免除、更なる日伯関係強化、今年も敷居ゼロ対応の大使館への気軽な相談を要請した。サンパウロ総領事館の小室千帆首席領事は、能登半島地震の犠牲者へのご冥福及び義援金協力。ブラジル外交。領事官関係としてビザ・定住者関連事項。駐在員の日本家族に対する緊急事態対応。ブラジル治安関係について説明した。
鏡開きは小室千帆首席領事、小寺会頭、木坂副会頭、ワグネル鈴木副会頭、大纒副会頭、宮原副会頭、ブルーツリーホテルの青木智恵子社長が参加。青木智恵子社長は、能登半島地震及び接触事故のJAL航空機からの脱出時の世界中が感嘆した日本人の行動に触れた後、乾杯の音頭を取った。
2023年度新副会頭・新理事の所信表明では、丸紅ブラジルの小野康信新理事は昨年12月に着任。今回は3回目のブラジル駐在、事務局担当委員長として会議所活動に貢献したいと述べた。またジェトロの井上徹哉理事はイノベーション委員長として、事務局とタイアップして会議所活動の活性化を図りたいと説明した。
JCI Brasil-Japãoのマリーナ・フクハラ会頭は、JCI Brasil-Japãoの新会頭として更なる活性化への貢献及び新年会への参加を招待した。最後に村田事務局長は令和6年能登半島地心に関する義援金等について、QRコードによる在サンパウロ日本国総領事館ウエブサイトについて説明した。
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