24人が参加して部会長シンポジウム発表資料作成で自動車部会開催

自動車部会(下村セルソ部会長)は、2018年8月14日午前9時30分から10時30分まで24人が参加して開催、8月23日に開催される2018年下期の業種別部会長シンポジウム発表資料作成で意見交換を行った。

2018年上期の振り返りとしてドラフト資料を基に、前年比増加に転じた四輪・二輪の販売台数推移、生産台数や輸出台数の推移、月間販売推移、カテゴリー並びに相手国別輸出台数、ブランド別シェア、5月下旬から継続したトラック運転手による燃料価格に対する抗議デモの影響、景気後退のアルゼンチン向け輸出の陰り予測などが挙げられた。

2018年下期の展望として、今年の国内市場、輸出並びに生産台数予測、長期展望では、主要経済指標の予想、2017年末で終了した自動車技術革新政策(Inovar Auto)に替わる政策として、2018年下期開始予定のROTA2030の政策変更点や長期展望、欧米メーカーや日系メーカーのマーケットシェア推移、他国との生産コスト、ロジステジックコストの比較、一向に改善しないブラジルコスト、EUメルコスールEPAや韓国とのEPA締結などについて意見交換された。またデンソーブラジルの新保副部会長は、7月23日の第21回日伯経済合同委員会で発表した講演内容を説明した。

参加者は下村セルソ部会長(ブラジルトヨタ)、溝口副部会長(ホンダサウスアメリカ)、新保副部会長(デンソーブラジル)、小西氏(AISIN AUTOMOTIVE)、加治氏(出光)、岡田氏(ホンダサウスアメリカ)、奥山氏(JX NIPPON OIL)、鈴木氏(Midori Auto Leather)、幸野氏(AISIN AI BRASIL)、下前原氏(三菱コーポレーション)、布施氏(三菱コーポレーション)、渡辺氏(Nitto Denko)、田辺氏(NGK)、塚原氏(NGK)、土門氏(ブラジルトヨタ)、渕上氏(ブラジルトヨタ)、高橋氏(NS São Paulo)、森氏(大塚ケミカル)、安武氏(川崎モーターズ)、山本氏(ジェトロ)、中野領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、吉田調査員、大角編集担当

Hiroshige Shinbo, Issao Mizoguchi e Celso Simomura

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

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