自動車部会(溝口功部会長)は、2016年2月12日午後4時から5時過ぎまで29人が参加して開催、初めに組織変更として部会長は近藤 剛史氏 (Toyota do Brasil Ltda.)から溝口 功 氏 (Honda South America Ltda.) の交代を発表、また2016年の自動車部会活動方針について説明、2月25日に開催される部会長シンポジウムの発表資料作成ではドラフト資料を基に昨年の回顧と今年の展望について昨年の四輪・二輪販売、生産、輸出台数、月間販売の推移、生産調整のため集団休暇やレイオフ、希望退職制度を活用した従業員の削減、経済リセッションや金利高騰、インフレなどによる新車販売の不振継続、一向に進まない連邦政府による構造改革やインフラ整備、ドル高の為替による価格競争力向上による新車輸出増加への期待、裾野産業の育成、連邦政府に対する輸出促進政策の提言、日系メーカーとしての取組などについて意見交換が行われた。
機能強化委員会の天谷浩之アドバイザーは、ホンダの竹内パウロ氏がグループ長を務める産業競争力強化・中小企業育成ワーキンググループによる自動車産業をターゲットとした裾野産業育成などの進捗状況、開発商工省への提案、ブラジルサプライヤー育成のための中古機械輸入、人材育成などのパッケージ、日系メーカーからの要望などについて説明、平田藤義事務局長は、日本の中小企業進出活性化につながるサンパウロ州の利便性の高い地域での経済特区モデル構想などについて説明、最後に今年の自動車部会の懇親ゴルフ大会の日程などについて説明した。
参加者は溝口部会長(Honda South America Ltda.)、近藤副部会長(ブラジルトヨタ)、加納副部会長(デンソー)、板屋氏(AGC)、長田氏(アイシン)、小西氏(アイシン)、嶋津氏(Honda South America Ltda.)、岡田氏(Honda South America Ltda)、内藤氏(Honda South America Ltda.)、吉田氏(出光)、夏目氏(Honda South America Ltda.)、栗原氏(ジェトロ)、平松氏(ジャイカ)、菅井氏(ナガワ)、柘植氏(川崎モーターズ)、田辺氏(NGK)、宮崎氏(NGK)、西尾氏(Nitto Denko)、松永氏(Nitto Denko)、高橋氏(NS Sao Paulo)、伊藤氏(シント・ド・ブラジル)、柳沢氏(トヨタ)、東氏(トヨタ)、森川氏(豊田通商)、藍原副領事 (サンパウロ総領事館)、平田事務局長、天谷アドバイザー、吉田調査員、大角編集担当

左から加納副部会長(デンソー)/近藤副部会長(ブラジルトヨタ)/溝口部会長(Honda South America Ltda.)/岡田氏(Honda South America Ltda)









