3月の懇親昼食会に125人が参加して盛大に開催された

3月の定例懇親昼食会が2009年3月13日正午過ぎからマクソウド・ホテルに125人が参加して盛大に開催され,司会は平田藤義事務局長が務め、初めに特別参加の丸橋次郎首席領事、サンパウロ日伯援護協会の森口忠義イナシオ会長が紹介された。

会社代表/対会議所代表交代挨拶ではヤンマー・ブラジルの古宮康司前社長の後任北原健二社長がヤンマー・ブラジルは1957年創立で50年以上の歴史があり、ジーゼルエンジン輸入販売などでブラジルの農業部門で長年に亘り発展の礎になってきたが、今回の就任では期待とプレッシャーを感じていると就任挨拶を行なった。

ユニチカ・ブラジルの今西輝夫社長は2003年5月に赴任、約6年弱のブラジル勤務、会議所活動では1年間繊維部会長を務め、色々な研修旅行やセミナーに参加、また第6回カマラゴルフ大会での優勝もよい思い出になっていると述べた。

ユニチカの後任岡田幸平社長は1946年生まれの九州男児、技術部門畑で女子バレーボールで有名な貝塚工場,岡山の総社市にそれぞれ長年勤務、海外勤務は1980年から3年間はコート・ジボアールで技術指導、スポーツではテニスやゴルフもやっているが、15年前から備前焼をやっていると述べた。

NYKラインの今井達也氏は前任の片山社長の後任で1月15日に赴任、海外勤務は3回目で一生懸命ポルトガル語習得に勉強していると述べ、新入会員紹会ではカシオ・ブラジルの島田信彦社長が更なる拡販のために営業活動の活性化を強調、個人会員の高橋祐幸氏が田中会頭から誘われて個人会員として復帰したが、15年前からリタイアして有名なサッカー大会の実行委員を務めてきたが、また商工会議所会員として新しい視界を開きたいと挨拶した。

3分間スピーチでは鈴木孝憲氏が2008年12月に出版された日本経済新聞の和田昌親常務著の「逆さまの地球儀−複眼思考の旅」の紹介で、著者はブラジルのモラトリアムが表面化した時のサンパウロの特派員で、昨年1月には同新聞社とブラジル日本商工会議所などの共催で経済シンポジウム開催の立役者であり、南米を知り尽くした興味ある本であり、是非、皆さんに読んで頂きたいと薦めた。

サンパウロ日伯援護協会福祉センター建設の5分間のビデオを流した後、森口忠義イナシオ会長が流暢な日本語で福祉センター建設の意義、目的や募金協力について説明、アイセック東京大学委員会の高橋俊氏は特定非営利団体アイセック・ジャパンと海外インターシップに関して、アイセックの歴史、組織や目的、海外での企業での労働活動を通しての国際交流や文化交流の重要さ、受け入れ企業の要請などについて説明した。

懇親昼食会に先立ち定例理事会が開催され、田中信会頭から2008年事業報告並びに2009年度事業方針、米倉立二郎財務委員長から2008年度収支決算報告並びに2009年度収支予算計画、最後に田中信会頭から委員会の統廃合について説明が行なわれた。

その後に第59回定例総会が開催され田中信会頭から2008年度の事業報告並びに2009年度事業方針、米倉立二郎財務委員長から2008年度収支決算報告並びに2009年度収支予算計画、山田唯資監事会議長から監事会意見、最後に田中信会頭が以上の報告についての承認を拍手で求め、圧倒的多数で承認された。

 

 
左から田中信会頭/援協の森口忠義イナシオ会長/貞方賢彦顧問


左から山田唯資監事会議長/米倉立二郎財務委員長/田中信会頭

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