8月の懇親昼食会は200人以上が参加して開催

8月の懇親昼食会は2014年8月8日正午から午後2時までインターコンチネンタルホテルに200人以上が参加して開催、司会平田藤義事務局長が務め、初めに特別参加者として梅田 邦夫 在ブラジル日本国大使館特命全権大使/会議所名誉会頭、佐野 浩明在サンパウロ総領事館首席領事、小林 英文 日商・東商国際部 担当部長、棟方 直比古 日商・東商国際部 エグゼクティブ・コーディネーター、ジョアン・サラミ・ネット パラー州 マラバ市長、マルセロ・アルメイダ パラー州マラバ市 商工局長、ロベルト・カタオカ パラー日系商工会議所 理事取締役、室澤 智史 JICAブラジル事務所所長、本橋  幹久 県連 会長、木多 喜八郎(日伯文化福祉協会 会長、アンセルモ 中谷アリアンサ日伯文化連盟 会長、山下 忠男 日伯援護協会 副会長、後藤 隆 ブラジル日本商工会議所第8代会頭、田中 信 ブラジル日本商工会議所第15代会頭、二宮 正人CIATE理事長、ロベルト西尾日伯文化社会統合協会(OSCIP)会長、渡辺 和夫 日伯文化社会統合協会(OSCIP)副会長、マルコス・ストウ ブラジル青年会議所 会頭、下元 八郎 元州議が紹介された。

連絡事項では中村敏幸監事会議長が2014年第2四半期監査報告について、8月5日に監事会から中村敏幸監事会議長(デロイト)、原敬一監事(ブラジル三井住友保険)、カロリーナ・サカマ監事(PwC)、財務委員会から村田 俊典委員長が参加して開催、監事会は「2014年の第2四半期の会議所の業務の遂行と会計処理は適正であったこと」を承認したことを説明、また2015・2016年度理事・監事選挙日程について、8月11日に事務局から会員にメールで連絡することを説明、3分間スピーチではマルコス・ストウ JCI(青年会議所)会頭が元財務大臣のデルフィン・ネット氏の講演会について9月4日午後7時からFECAPで開催、入場料は100レアルと説明、 日経アメリカの野口健治氏は日経テレコン中南米キャンペーンについて、日経テレコンとは記事検索型ビジネスデータベース、 インターネットで利用、 日本では上場企業の7割が導入、 中南米の情報も搭載、日経テレコンの内容として① 記事検索 ② 速報ニュース、きょうの新聞 ③ 企業・人事検索 ④ 専門情報 ⑤ English Newsなどについて説明、新入会員紹介ではHORIBA INSTRUMENTS BRASIL LTDAのハミルトン・イバネス社長は、ブラジル進出は1997年、医療機器、自動車関連機器、セミコンダクター事業などをビデオで紹介、藤井晋介会頭から会員証が授与された。

小林英文日本商工会議所・東京商工会議所国際担当部長は、日商南米ミッション(日智・日亜・日本ウルグアイ各経済合同会議)開催について、今年12月にチリ並びにアルゼンチン、ウルグアイに南米経済ミッションを派遣、二国間経済委員会の目的や概要などを説明、また投資環境改善のためにブラジルやインド、中国などにアドバイザーを派遣、ブラジルでは天谷浩之アドバイザーを派遣して投資環境改善に力を入れていることなどを説明、 ジョアン・サラミ パラ-州マラバ市長はマラバ市のポテンシャルについて 、人口が30万人のマラバ市はカラジャス鉱山に近く、鉄鉱石を輸出するためにサン・ルイス市まで鉄道があり、また銅鉱石、マンガンなどの鉱石が豊富であり、牛肉や大豆の生産が盛んであり、大学やSENAIなどの教育機関も整っているために、優秀な人材が確保できるために日本企業への投資を呼びかけた。

梅田 邦夫 在ブラジル日本国大使館特命全権大使は、テーマ:「安倍晋三総理来訪の成果、日伯修好条約締結120周年など」について、安倍総理は7月31日から8月2日迄ブラジルに滞在、1959年に祖父の岸信介総理、1985年に父親の安倍晋太郎外務大臣と3代に亘ってブラジルを訪問、安倍総理は僅か3日間のブラジル滞在中に、潰瘍性大腸炎と呼ばれる難病を抱えていた安倍総理は数年前に新薬が承認されたために難病を克服して再度総理に就任した経緯もありは一貫して規制緩和を掲げてきており、今後一貫して新薬審査の短縮を図ると説明、今回 のブラジル訪問を機に、医療・保健分野における協力関係に同意したことを踏まえ、日系病院などへの支援を通してブラジルの医療・保健サービスの充実に支援 していくと強調した。

またアルキミン・サンパウロ知事出席のビジネスセミナーで中南米政策スピーチを行い、ジーコやドゥンガが参加した「サッカー感謝の集い」に参加、和風セミナー・料理講習会の視察などを精力的に行い、安倍総理のブラジル訪問の成果として、「戦略的グローバル・パートナーシップ共同声明」を含む10本の声明・覚書、JBICと日本の民間銀行の融資・クレジットライン設定81億ドル、自動車分野の投資約22億ドル、経済分野では民間直接投資、JBIC融資、NEXI保険が中心でJICA援助(技術協力、円借等)も最大限の活用、ブラジル経済の発展に必要な分野を中心に協力(インフラ、治安・安全、教育・人材育成、医療・保健)、「インフラ整備」―穀物輸送インフラ整備に関する伯側との会議開催、「治安・安全」では―交番制度の全州設置支援、防災対策充実、「教育と人材育成」では産業人材育成の観点から造船、防災の分野に加え、廃棄物処理、医療・保健、自動車部品、インフラ分野等でブラジルからの研修生受け入れの拡充、「国境なき科学」では留学生200人から320人の増員とインターンシップ制度の導入、スポーツ・文化・人的交流ではリオ・オリンピック・パラリンピック、東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けた交流強化-スポーツ・フォー・トゥモロー、外交関係樹立120周年に向けての協力、―般旅券保持者に対する有効期限3年の数次ビザ発給、JICA日系社会次世代研修では50人から100人に倍増、次世代指導者招聘計画拡充、日本の医療の国際展開では日系病院との連携強化を通じたブラジル医療事情改善への貢献、日系ボランテイアを55人から100人に大幅増員など安倍総理のブラジル訪問の成果や重要性を説明した。

 

講演中の梅田 邦夫 在ブラジル日本国大使館特命全権大使/会議所名誉会頭

講演中のジョアン・サラミ・ネット パラー州 マラバ市長

HORIBA INSTRUMENTS BRASIL LTDAのハミルトン・イバネス社長

左から梅田 邦夫 在ブラジル日本国大使館特命全権大使/藤井晋介会頭/ジョアン・サラミ・ネット パラー州 マラバ市長

ブルーツリーホテルの青木智栄子社長

メインテーブルの参加者

200人以上が参加した2014年8月の懇親昼食会

梅田 邦夫 在ブラジル日本国大使館特命全権大使/会議所名誉会頭を囲んで記念撮影

 

 Fotos: Rubens Ito / CCIJB

 

 

 

 

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