CNI イノベーションプログラムについて意見交換(企画戦略委員会)

2020年1月22日、企画戦略委員会(松崎治夫委員長)がブラジル全国工業連盟(CNI)のイノベーション・エコシステム・イマージョンプログラムについての意見交換を開催。

まずは同プログラム担当のCândida Oliveiraコーディネーターより詳細説明が行われた。このプログラムは2016年、ブラジルの企業家と国内外のイノベーションハブとの関係強化や高度なネットワーク間においての連携の実現などを目的にCNIが立ち上げた。

具体的にはブラジル企業のエリートを集め世界の各地でのイノベーションに関わる短期研修を企画しており、現時点で既に21回、ドイツ、米国イスラエルを含む15か国で実施。

実務面においてCNIは対象国の民間企業や商工会議所、教育機関等との業務提携をとおして企業や大学・研究機関訪問等を含めた行程を企画・実行している。

今年は中国、フィンランド、インドなどでの実施が計画されており、また日本への研修も企画されているため、当会議所との業務提携の可能性も検討されている。

本件の紹介人である元社会経済開発銀行(BNDES)副総裁で現リオ連邦大学経済学部教授のJoão Carlos Ferraz氏も意見交換に参加、会議所からは村田会頭、松崎企画戦略委員長、市川企画戦略副委員長、芦刈企画戦略副委員長、平田事務局長が出席した。

 

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