GIE議長と会議所役員が会合

GIE( GRUPO DE INVESTIMENTOS ESTRANGEIROS:外国人投資家グループ)議長であるJoel Korn(ジョエル・コーン)氏が来所、当会議所役員諸氏と会合を行った。

主要14カ国商工会議所で構成されるGIEは約20年の歴史を持ち、特にジョエル議長はGIE設立当初、外資差別の撤廃をはじめ、その後も多国籍企業や外国会議所間における共通なビジネス環境整備に関し、時の政府閣僚や中銀総裁および有力政治家等をGIEに招聘、メンバーと伴に政策提言に尽力。

GIE俎上案件で特に当会議所が主導的に進めた移転価格税制改善については、2007年1月陳情書を現ギド・マンテガ財務大臣宛に議長名で提出、また同年6月の当所昼食会でも「ルーラ政権に期待する事」と題して講演下さった人物。今後のビジネス環境整備においてもGIEの果たす役割は大きいものと期待される。

会合では多国籍企業による直接投資やM&A、業種毎の進出状況および法制一般について活発な意見交換が行われた。また来年2012年以降のGIE活動活性化に向けて大いに議論が行われ、大変意義深い会合となった。

参加者(順不同)は ジョエル・コーンGIE議長、藤井 晋介副会頭(日伯経済交流促進委員長:ブラジル三井物産社長)、杉本 靖(同副委員長:ブラジル三井物産取締役)深瀬 聡之(同副委員長:JETROサンパウロ次長)、伊吹 洋二専任理事(特命担当委員長:丸紅ブラジル会社社長)、平田事務局長。

ジョエル・コーン:サンパウロ市出身。ハーバード大学出身の経済学者、ブラジルのバンク・オフ・アメリカ銀行頭取を経て、現在は投資コンサルタントのWKIブラジル社社長、リオ・デ・ジャネイロ商業協会副会長の公職を務めるほか、GIEの総コーディネーターを務める。またリオ現在美術館役員、トルコ名誉総領事など幅広い分野でも活動を行なっている。在リオでアメリカ商工会議所会頭も二期勤め、2005年にはリオ企業家リーダーにも選出され ている。

左からジョエル・コーンGIE議長/深瀬 聡之(日伯経済交流促進副委員長:JETROサンパウロ次長)/平田藤義事務局長/杉本 靖(同副委員長:ブラジル三井物産取締役)/藤井 晋介副会頭(日伯経済交流促進委員長:ブラジル三井物産社長)/伊吹 洋二専任理事(特命担当委員長:丸紅ブラジル会社社長)

左から/深瀬 聡之(日伯経済交流促進副委員長:JETROサンパウロ次長)/杉本 靖(同副委員長:ブラジル三井物産取締役)/藤井 晋介副会頭(日伯経済交流促進委員長:ブラジル三井物産社長)/ジョエル・コーンGIE議長//平田藤義事務局長/伊吹 洋二専任理事(特命担当委員長:丸紅ブラジル会社社長)

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