(TEAMS) 伯日議連との税務に関する会合

2021年3月17日午前11時から正午まで、日本企業が直面する税制に関する問題についての議論を行うため、在ブラジル日本大使館主催でルイス・ニシモリ下院議員、キム・カタギリ下院議員、ヴィトル・リッピ下院議員と会議所関係者とのオンライン会合が開催された。

各議員は伯日議連のメンバーであり、ニシモリ議員は伯日議連会長、カタギリ議員は伯日議連副会長であり、リッピ議員は下院税制改革特別委員会(PEC45/19)に所属する議員である。

冒頭で山田彰駐ブラジル大使による挨拶及び各メンバーの紹介が行われた。次に、村田会頭より日系企業のマネジメント層がブラジル税制度に対して抱いている懸念事項に関する説明が行われた。

下院議員らにより税制改革委員会内で議論されているイニシアティブについて情報共有が行われ、ブラジルの税制度に対してコンプライアンスを遵守するにあたって企業が直面する課題についていくつかの例が提示された。
次にValter Shimidu日伯法律委員会副委員長より、商工会議所会員に対して実施された二つのアンケートに関する結果の説明が行われ、特に会員企業の税制に対する懸念事項、税制改正委員会への提言について話し合われた。

また、課税通関ワーキンググループの森田透氏から通関に関する課題のについて説明をし、AFRMM(商船隊更新追加税)の撤廃、通関プロセスの迅速化及び効率化に向けた取り組みを行うように提言を行った。

最後にニシモリ議員、カタギリ議員によりカマラからの提言に深く感謝し、税制改正委員会内での議論においてディスカッションされることを示唆した。

ブラジル日本商工会議所はプレゼンテーション後も引き続き当該テーマの動向に注視する。

参加者:
ブラジル連邦議会下院
・ルイス・ニシモリ下院議員
・キム・カタギリ下院議員
・ヴィトル・リッピ下院議員
在ブラジル日本国大使館
•        山田彰大使
•        彦田尚毅公使
•        中野大輔公使
•        柴村衣香政務班長
•        中島良太書記官

商工会議所
•        村田俊典 会頭(双日)
•        長島公一 日伯法律委員長(丸紅)
•        吉田幸司 課税・通関ワーキンググループ(日伯法律委員会所属)グループ長)(KPMG)
•        Valter Shimidu 日伯法律副委員長(KPMG)
•        森田透課税・通関ワーキンググループ(日伯法律委員会所属)メンバー(日通)
•        平田藤義事務局長

 

 

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