Yanmar サウスアメリカ(北原健二社長)は10日、トラクター生産の新工場をお披露目した。
1957年にYanmar do Brasilを設立、その後2007年にYanmar South Americaに組織を改編、昨年は人生で還暦にあたる60周年を迎えたばかりだ。今年は生まれ変わりの初年度にあたる。
今までのエンジン、農業機械、ディーゼル発電機セット、小形建機の製造販売や船舶用エンジンの輸入販売に加え、本格的なトラクター組み立て生産が新たに加わる。
ヤンマーは2017年、インドの主要農機メーカーのITLに30%出資、協力して顧客を開拓、全世界に生産販売拠点を設置、地域に密着したベストなソリューションを提供している。
来年誕生する新政権を前に、新商品を投入、チャレンジングなYanmar South Americaの飛躍的な今後の益々の発展が期待される。
新工場の落成式にはヤンマー本社から小林直樹専務取締役、中川文夫マーケティング部ブラジルグループ専任部長、ヤンマーホールディング(株)の新村誠 取締役 経営企画部長、ヤンマーアグリ(株)の北岡裕章代表取締役社長等が掛け付け、同社のディーラー、サプライヤー、従業員、元Yanmar do Brasi社長OBの後藤 隆(当会議所8代会頭)、山岡一夫IDSA取締役社長等、また来賓としてNilson Gaspar Indaiatuba現職市長、在サンパウロ総領事館の上田基仙経済担当領事、大勢の会員企業代表者に加え平田事務局長が参加した。約500名が参加、盛大な落成式を挙行、新工場・新製品の門出を祝った。
落成式の模様