(ZOOM)6月の労働問題研究会開催

企業経営委員会(讃井慎一委員長)主催の6月の労働問題オンライン月例会は、2021年6月16日午後4時から5時30分まで84人が参加して開催。フェルナンド・ミハラ副委員長が司会を務めた。 

初めにVBD法律事務所のTHALITA DE MARCO VANI弁護士並びに YURI NABESHIMA 弁護士は、テーマ『上級管理職(被雇用者)と法定取締役員の相違点』について、取締役と執行役員との違いとして、会社の重要事項や方針を決定する権限を持つのが取締役。一方執行役は、決定した重要事項を実行する役割を担い、重要事項や方針を決定する権限は持たない。執行役員は、法律上の明確な位置づけはなく、単なる敬称であり、従業員。取締役になる資格、責任、仕事内容、ベネフィットの相違などについて説明した。

BDO BrazilのJUAN CARLOS HERRERA弁護士は、『デジタル帳簿システム(ECD/ECF)の最新情報』について、 デジタル簿記公共システムは、デジタル税務帳簿(EFD)、デジタル会計帳簿(ECD)および電子インボイス(NF-e)という3つの異なる 分野を連邦政府による財務管理統合を実施、紙ベースの会計帳簿をソフトコピー形式に移行することを目的としてコスト削減に結びつく。2021年版のデジタル会計帳簿(ECD)の新規規則の変更点、主な不整合点などについて説明した。

PDF anexos:  
1. “Diretor estatutário versus diretor celetista"   
2. “Autuações e novidades da ECD e ECF"  

Foto: Letícia Kajihara / CCIJB 

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=48498