2000年下期業種別部会長懇談会-会頭総括

県人会の重要性を認識 ― 兵庫県ミッション迎えての感想

貞方会頭:ヤ クルトの貞方でございます。5月に就任いたしまして、2週間、日本に行って、こちらに帰ってきましたら1カ月間の病気療養がありまして、やっと仕事をはじ めたところでございます。皆様には大変ご迷惑をおかけしました。本日はこちらの左側の席の方は、のど自慢でいったら全部当選ということで、こちらの右側が 萩野さんを除いた方々が不当選ということだったんですけれども、まあそれほど10分以上にわたってレポートを発表して頂いたということは非常にありがたい ことです。

対伯投資について、先ほど何人もの方から発表がありましたけれども、私が一番重要だなあと思っておりますのはですね、ブラ ジルに県人会というのがたくさんございますね。まあ、県人会というのは当初は同じ県から出た連中が昔は顔も知らなかったのに、ブラジルに来て、同じ県だっ たということで、一緒にやっている集まりだろうと思ったんです。ところがこの前パラナ、パラナと兵庫県がこれは姉妹縁組みの間柄になっておりましてね。パ ラナは昔からアントニオ上野下院議員が政治的に非常に強くてリーダーになってくれていたんだろうと思いますけれども、最近では谷口クリチーバ市長がござい ます。

それでパラナ訪問と言うことで兵庫県からこの前93名の方々がブラジルに視察にいらっしゃった。  

この 前、商工会議所で土曜日だったんですけれども、私、ジエトロの水吉さん、川重の佐原さん、それから伊東事務局長と4人がアテンドしました。貝原知事もなか なか鋭い質問をされておりましたけれども、まあこういう交流関係で人的な交流を高めていくと。例えば播磨化成さんみたいにブラジルに工場を持ってくると。 それからUCCコーヒーですかね。まあ、川重さんはあそこに鉄道を通すかどうかは検討しているのかも知れませんけれど、そういうもの、やっぱり日本の人に ブラジルを知ってもらうということが私は一番大事じゃないかと思うんですよ。これにはあまりお金もかかりません。そういう雰囲気づくりのために商工会議所 も少し手伝っていったらいいんじゃないかという感じがいたしております。時間も大変すぎましたのでこれぐらいで私は失礼します。ありがとうございました。

司会:ありがとうございました。どうも皆さん、今日はお忙しいところありがとうございました。これで部会長懇談会を終わります。

終わり

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