2002年上期業種別部会長懇談会-司会の言葉

上期業種別部会長懇談会

主題:ブラジル経済2001年度の回顧と2002年上期の展望

副題:商工会議所の今後の将来像、魅力ある商工会議所づくりのために、今、何をなし得るか 

 

 

右から池田総領事代理、工藤会頭、村岡委員長(司会)、赤嶺副委員長、山田監事会議長

 

司会の言葉

2002 年度部会長懇談会を始めさせて頂きます。副題というのが主題と異質のものですので、第1部と第2部に分けさせて頂きます。第1部は時間的には12 時半から約2時間で休憩、そのあと第2部に移らさせて頂きたいと思います。主題は、第1部で「ブラジル経済2001年度の回顧と2002年上期の展望」、 第2部では「商工会議所の今後の将来像、魅力ある商工会議所づくりのために今、何をなし得るか」につき討議致したいと考えております。はじめに工藤会頭か らご挨拶頂き、そのあと10部会の部会長の方々からの発表、オブザーバーの方々のコメント、ご意見、及び質疑応答。最後に池田総領事代理にご感想を含めた ご挨拶を頂きたいと考えております。それでは工藤会頭お願いします。

 

工藤会頭の開会あいさつ

工 藤:皆様にはまことに恐縮ですが、今回は時間が長くなります。また、部会長の方々には、今日の第2部のために準備部会を開いて頂き、従来に比べて手間ひま をかけて頂いたと言うことで、この場を借りてお礼申し上げます。第1部はいつも時間が短いということで、なにか駆け足になる様ですけれども、日頃の部会の 活動をぜひご紹介いただいて、できれば、討議の時間も有効に使いたいと思います。それから今日は総領事館の4人の方、ご参加ありがとうございます。第2部 のほうは、こちらもいろいろ議論したいこともありますので、ぜひ皆さんの忌憚のないご意見を拝聴したいと思います。よろしくお願いします。

 

 

懇談会 第1部

司 会:前回の懇談会から半年経ちました。その間に世界が大きく動き、9月の全米同時多発テロ、それに続くアフガン情勢、近辺のインド、パキスタンの紛争にも 火がつき、加えていつもの通りながらイスラエル、パレスチナ情勢も大きく動いております。その中で日本の経済情勢もますます混迷の度を深めておりまして、 改革が進めば失業率等も増大する、というジレンマに陥っているようです。その中にあって、一人ブラジルだけが気を吐いているという現状ではないかと思いま す。
もっとも、年初にバラ色の年は、年央から崩れる、逆に年初暗い年は年央から年末にかけて健闘するというのが、どうもブラジルにとって一つのパ ターンとして定説になっているようで、今年、年初が良いからといって油断はできないのではないかと思います。その辺のところを、10の部会でご議論いただ きました点をみなさまに発表して頂きます。ご案内の通り、1部会10分程度ということで、非常に時間が短いですけれども、よろしくお願いします。それで は、最初にトップバッター、コンサルタント部会の田中様お願いいたします。

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