繊維部会(今西暉夫部会長)は7月25日午後3時から5時まで商工会議所会議室に8人が参加、横のつながりが緊密な業界代表は、8月3日に開催される業種別部会長シンポジウムの資料作成に和気あいあいと協力していた。
今西部会長が司会を務め、参加者が自社業績の2006年上期の回顧と下期の展望について、グラフ、統計表や綿密に作成されたグラフなどを提示しながらそれぞれ発表した。
ブラジル繊維業界を席巻している中国製輸入繊維・衣料製品、綿花生産量減産、国際相場の変動、遺伝子組換え種の使用禁止、天候不順、不均衡な為替,需給バランスの失調、選挙運動用Tシャツ需要の激変、ワールドカップのメリット・デメリット、最低賃金の引上げ効果、天然繊維回帰、州都第1コマンド(PCC)の暴動、原油の高騰の影響などで大いに意見の交換が行なわれた。
参加者は今西部会長(ユニチカ)、須賀副部会長(クラシキ)、本間副部会長(オーミジロー)、二宮氏(東洋紡)、金原氏(日清紡)、大矢氏(ダイワ紡)、金沢サンパウロ総領事館調査員、平田事務局長