化学品部会が業種別部会長シンポジウムの発表資料作成などを行なった

化学品部会が7月28日午後開催され、業種別部会長シンポジウムの発表資料作成などを行なった

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化学品部会(板垣義実部会長)が7月28日午後4時30分から6時まで、商工会議所会議室に8人が参加、8月3日に開催される業種別部会長シンポジウムの発表資料作成や新部会長を選出した。

進行役は板垣部会長が務め、初めに参加者が自社の上半期の回顧と下期の展望について発表したが、上期の回顧では、石油価格高騰によるコストアップ、レアル 高による輸出の不振、大豆の国ロ相場価格の低落、減反による農薬使用量の減少、大豆から砂糖キビへの転作、期待はずれのワールドカップ効果、旱魃による減 収、口蹄疫の影響、通関スト、薬局のチェーン化、ジェネリック薬の売上げ増加、安価な中国製品の輸入急増などが売上げ高に影響した。

下期の展望では、ドル安対策による完成品の輸入、大統領選、公共投資の増加,好調な自動車業界への需要、連邦政府の農家援助政策、ニューキャッスル病の影 響、不安定な中近東情勢,生き残りをかけた新製品のリリース、代理店網の強化、医薬品のプロモーション規制強化、債権管理、調香師やアプリケーターのヘッ ドハンターなどが話題になった。

板垣部会長は日伯経済交流促進委員会の日伯EPA締結に向けてのアンケート調査への協力を説明、3年間化学品部会長を務めた板垣部会長から、松尾新一郎副部会長に部会長のイスがバトンタッチされた。

出席者は板垣部会長(スリーボンド)、松尾副部会長(住友化学)、辻井氏(パイロットペン)、藤崎氏(ダイカラー)、河田氏(久光製薬)、溝口氏(ニッソウ)、金沢サンパウロ総領事館調査員、平田藤義事務局長

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