この人程、外からブラジル を知り尽くした人物は他に居ない。失われたブラジルの80年代の中期、現地に足を運び、天文学的なハイパーインフレの退治に追われるクルザード・プランか ら今日まで、つぶさに取材を続けて来た常連の同氏が今年も又ひょっこり会議所を表敬訪問、「世界の中の日本、ブラジル編」の取材で3月5日まで滞在予定と の事だ。
財界展望もジュニオールの時代になりZAITENと 改称、斬新な企画や記事内容に変貌している。取材の内容は総論の「移民100周年を来年に控えた日系社会と緊密度を増す日伯経済関係」の中に10の各論か ら構成され、日本向け情報発信のHow toからブラジルブランドの日本市場での展開、資源型合弁プロジェクト、共生文化造り、ブラジル観光の魅力など多種多様な分野に渡って企画されている。