サンパウロ−リオ間に弾丸列車運行か

 以前に何回も話題になっては消えたが、サンパウロ−リオ間の弾丸列車運行計画が、継続する航空危機で表面化してきており、特にジルマ・ローセフ官房長官が計画に興味を示している。

 弾丸列車の定員は855人で、サンパウロ市のルース駅とリオ市のブラジル中央駅を1時間25分で結び、価格は60ドル相当の118レアルで、投資総額は90億ドルが見込まれている。

 総延長距離403キロメートルの工事入札にはイタリア、日本並びに韓国企業が参加すると見込まれており、国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)の環境ライセンス獲得の見通しもついており、入札は年内までに実施されて、工事開始は2008年が計画されているが、90年代に開始されたグルメ列車の再開が昨年話題になっていた。(10日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=33065