今年のブラジル企業のM&Aは500億ドルを予想

 今年5ヶ月間のブラジル企業による買収・合併(M&A)は、前年同期比12.1%増加の195億ドルに達しており、今年は昨年の331億ドルを大幅に上回る500億ドルが予想されている。

 昨年の世界のM&A総額は前年比65.7%増加の2.2兆ドル、ラテンアメリカでは21.3%増加の373億ドルであった。部門別のM&Aでは金融部門が4,769億ドルでトップを占め、エネルギー3,377億ドル、不動産2,223億ドル、鉱業1,926億ドル、工業1,659億ドル、消費財部門が1,625億ドルであった。

 今年5ヶ月間のブラジルのM&A業務のトップは、Rothschild投資銀行が54億9,700万ドル、ドイツ銀行が44億7,800万ドル、UBS銀行31億3,200万ドル、シティグループが30億ドルとなっている。(11日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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