ペルー政府はアマゾン流域の環境破壊並びに先住民アチュアル保護区であるにもかかわらず、10年後に隣国のボリヴィアやエクアドル並みの石油・天然ガス生産を目指しており、ペルーペトロ石油公社は19鉱区で採掘入札を予定しているが、国内外からの風当たりが強くなってきた。
この鉱区入札には40石油大手企業が参加を表明しており、ペルーのアマゾン地域の70%に相当する1,500万ヘクタールが区画割される。
現在のペルーの石油生産量はエクアドルの25%に相当する50万バレル、天然ガスはボリヴィアの10%相当しかないが、海外石油採掘会社に対しては、石油採掘・製油所建設に対する優遇税及び低いローヤリティーを設定している。(12日付けヴァロール紙)