中銀は新たに為替取引制度変更か

 先週の8日に中銀は銀行の為替市場における取引規制として、為替エクスポージャと呼ばれる銀行の取引リミットを資産額の60%から30%に下げて11日から実施したが、予想したほどの効果が上げていない。

 取引リミット額を60%から30%に下げた効果は40億ドルから50億ドルが市場に吸収されたと予想されるが、為替エクスポージャの取引リミット額を30%から更に20%まで下げてレアル高の為替に楔を打ち込む。

 しかし大半のヘッジファンドや国内投資家は、この規制強化で多少は効果を発揮するが、レアル高に振れる為替傾向を疑っていない。(14日付けヴァロール紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=33055