第1四半期の経済成長率は4.3%

 今年第1四半期のインフレを差引いた実質経済成長率は、前年同期比4.3%増加の5,962億レアルを達成して、今年の経済成長率は4.5%前後が予想されている。

 4.3%のGDP伸び率を牽引したのは、旺盛な内需で一般消費が2000年の第1四半期の10.3%に次ぐ6.0%増加、また投資が7.2%増加したことが主因となっている。

 GDPの内訳はサービス業が、前年同期比4.6%増加の3,347億4,500万レアル、鉱工業が3.0%増加の1,476億2,800万レアル、農畜産が2.1%増加の287億2,500万レアルであった。また前年同期比では公共支出は4.0%、輸出5.9%、輸入が19.9%とそれぞれ大幅に増加した。

対前期比ではGDPの伸び率は0.8%増加に留まっており、鉱工業が0.3%、サービス業は1.7%それぞれ増加したが、農畜産はマイナス2.4%、一般消費は0.9%、公共支出3.5%、投資2.1%、輸入4.1%、輸出は1.2%とそれぞれ増加している。

またセグメント別の対前期比では金融が9.2%、情報サービス7.3%、商業6.0%、不動産関係4.2%、鉱業4.1%、運輸・倉庫3.9%、製造業2.8%、公共サービスが2.1%それぞれ増加している。(14日付けエスタード紙)
 

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