東山農場コーヒー収穫見学会はバス2台、98人が参加して開催された

食品部会(酒井芳彦部会長)並びにコンサルタント部会(渡邉裕司部会長)共催の東山農場コーヒー収穫見学会が6月17日午前8時に、素晴しい秋晴れの中をバス2台に98人が参加、サンパウロ市から120キロメートルのカンピーナス市近郊の同農場に向けて出発した。

農場到着後は2班に分かれて、2004年NHK放映ドラマ「ハルとナツ〜届かなかった手紙」のロケ現場を視察、240ヘクタールに140万本に亘って栽培されているコーヒー栽培地をバスで巡回するも、その広大な農場の広さに皆は圧倒され、たわわに実った赤、黄色のコーヒー豆を口に含んでその甘味さに驚いていた。

農場を案内した岩崎透社長のコーヒーに関する知識、有機肥料の活用やウンチクなどに関心しきっていた。また日本の種子メーカーとタイアップして2種類のプチトマトの新種を栽培、昼食時に提供された完熟トマトと素晴しいほど美味しかった。

天日干しの乾燥場、コーヒー収穫機、コーヒー豆の洗浄機、乾燥機、選定機、コーヒー博物館、サントス港埠頭や移民船内のロケセット、奴隷小屋などを見学後、樹齢200年といわれているジャトバの大木の下の中庭で、食品部会各社から提供された日本酒や酒ピリーニャ、梅酒、和風シュラスコ、更に生演奏のブラジルのカントリーミユージックを聞きながら食べたシュラスコの味は格別で、参加者全員が大満足した上に、食品部会提供のお土産も提供されてすばらしい見学会となり、サンパウロ市には予定時間の午後6時に到着、素晴しい企画の見学会となり、また一行を暖かく迎えてくれました岩崎透社長、塚本恭子様並びにスタッフの皆様にお礼申し上げます。

東山農場は1927年に三菱財閥創設の岩崎家が3,700ヘクタールの農場を購入、日本移民のコーヒー受託販売、1933年に東山銀行設立、34年に日本酒製造開始、40年には東山肥料工場設立、その後、対伯年は農業商業、製造業へと拡大して対ブラジル投資の草分け的存在であった。

 

コーヒー豆選定実演

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参加者全員で記念撮影

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シュラスコを堪能

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農場が一望できる高台

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樹齢200年のジャトバの大木の中庭でのシュラスコ

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