今年5ヶ月間の社会経済開発銀行(BNDES)のクレジットは金利低下に伴って、鉱工業及びインフラ部門への投資が増加してきており、前年同期比40%増加の191億レアルに達している。
同銀行のコウチ―ニョ頭取は「今後4年間の投資見通し」セミナーで、製造業及び鉱業への投資は旺盛な内需に牽引されて急速に増加してきていると説明した。
今年5ヶ月間の部門別クレジットでは、農畜産部門が前年同期比31%、鉱工業45%、インフラ整備29%、サービス部門が78%とそれぞれ大幅に増加しており、今年のクレジット総額は580億レアルが見込まれており、5月までのクレジット承認は93%増加の150億レアルとなっている。
今後4年間に16セクターで1兆500億レアルの投資が見込まれているが、第一次ルーラ政権の4年間の投資総額は6,500億レアルであったが、大幅な投資増加が期待されている。(20日付けエスタード紙)