HONDAの労組幹部と会議所安全対策チームメンバーが懇談

6月27日、本田技研労働組合の副中央執行委員長の大塚隆二氏と副書記長の戸嶋賢一氏が駐在員のブラジルにおける業務・生活実態調査の為アルゼンチン経由で来伯、ブラジルとりわけサンパウロにおける治安状況や安全対策および駐在員の生活心得など忌憚のない懇談を行った。
 
安全に対する考え方と一般的注意事項、襲われた時の対処、被害事例と防犯対策のケース・スタディー、総領事館の安全対策情報と犯罪統計など、会議所サイト の安全対策/生活情報に全て網羅されている内容に加え、40年前の軍政時代から今日の民政に至るまで治安状況の変化や各々が直面した生々しい事例をベース に意見交換。

安全に対する考え方、一般的注意事項は会議所サイトの安全対策栞として掲載しているが、▽「自分と家族の安全は自ら守る」意識をしっかり持つ=セル フディフェンス  ▽情報を入手し、国情・治安状況を理解する ▽自身が設定した危険認識レベルを忘れない ▽自ら犯罪者をつくらない ▽犯罪者の「ターゲットにならない競争」を意識する   襲われた場合の対処として、▽過度に恐れない ▽「無抵抗主義」を貫く等、基本的な事をしっかり守ればかなりのリスクを軽減でき、この魅力溢れるブラジル での生活を充実したものにできるはず、との基本認識で一致した。

会議所の安全対策/生活情報は一昨年、会議所安全対策チームメンバーのほか総領事館、JICA等の協力を得て構築、サイトへのアクセス数も非常に多く貴重な安全情報源になっている。

労組幹部との懇談会参加者は清水領事、鍋島、唐木田、平田諸氏

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=33584