中銀は今年の経済成長率を4.7%に上方修正

 中銀は今年の経済成長率をGDPの算出方法の変更並びに最近の好調な経済活動で4.1%から4.7%に上方修正、財務省の目標である4.5%を上回っており、稀なほど非常に楽観視している。

 またSelic金利12%並びに為替をR$1.95と仮定した場合、今年のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)を4.0%から3.5%、来年は5.0%から4.6%にそれぞれ下方修正している。

 しかしバイオジーゼル用農産物生産需要が旺盛で、借地代の上昇およびアジアの発展途上国の経済発展に伴う食料品需要で、国際市場の農産物価格の値上げ圧力が、世界経済に影響を及ぼす可能性も残されている。(29日付けエスタード紙)

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