今年5ヶ月間の鉱工業は4.4%増加

 継続するSelic金利の低下の効果が、鉱工業界の生産に拍車をかけており、今年5月までの鉱工業成長率は4.4%増加、5月最終12ヶ月間の3.3%を大幅に上回っており、Selic金利低下の効果が下半期には更に顕著になると予想されている。

 下半期はサービス業及び鉱工業が、旺盛な内需で大幅な伸びが期待されており、今年上半期の工業活動レベル(INA)は、3月から継続して上昇して3.7%増加の120.63ポイントに達したが、下半期はさらに上昇すると見られている。

 今年5ヶ月間の自動車生産は、前年同期比25.7%増加の108万2,400台、設備投資用機械・装置部門は10.7%増加の267億8,000万レアル、生産活動状況の指標となる包装用ダンボール生産は5.47%増加、エネルギー消費は4.7%増加しており、下半期は内需に引張られた好調な経済成長が期待できる。(4日付けエスタード紙)

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