数十年以来の寒波に襲われているアルゼンチンでは電力不足から電力供給規制を強いており、小麦粉や大豆油製造に影響がでてきており、ブラジルは農業補助金のために国内産よりも10%安いアルゼンチン産小麦から、国内産小麦粉に切替えを余儀なくされる。
アルゼンチンでは電力供給規制のために生産能力の80%以下で操業を行なっており、今年のアルゼンチンからの小麦粉輸入は、前年比33%増加の40万トンが予定されていたが、大幅に下回ると見込まれている。
また電力供給規制でアルゼンチンは、大豆油の輸出を大豆輸出に切替えるために、ブラジルは大豆油の生産を550万トンから700万トンに増産、予定より110万トン多い330万トンを輸出できる可能性がでてきた。(11日付けガゼッタ・メルカンチル紙)