今年上半期のドル流入は非難を浴びている金融政策並びに為替政策も更に拍車をかけて、前年同期比38.5%増加の516億2,700万ドルとなり記録を更新、今年は800億ドルの流入が予想されている。
また外貨準備高も10日には1,493億2,400万ドルを突破、1,660億ドルの外債を年内に突破することが予想されており、インヴェスチメント・グレード達成を速めるためには、公的負債の減少並びに税制改革が必要となっている。
6月のドル流入は165億6,100万ドルで、そのうち50億ドルはミッタル・スチールからアルセロール小株主への株の買上げ、15億ドルはアイルランド資本Experian社のSerasa社の買収資金であった。
今後1ヶ月以内に4社による株式上場で、60億ドルのドル流入が予想されており、また輸出も175億7,200万ドルで記録を更新したが、中銀によるドル介入は1日平均あたり6億8,000万ドルから4億ドルに減少した。(12日付けエスタード紙)