日伯法律委員会に32人が参加して開催

日伯法律委員会(押切フラビオ委員長)の月例会が、7月12日午後4時から6時過ぎまで32人が参加して開催、進行役は押切委員長が務めた。

レオナルド・コルデイロ弁護士は「スーパーシンプレス税法の主な目新しいポイント」と題して、各州でのICMSやPIS/Cofins税率の違いなどで、場合によれば高率となる場合があり、また税務局の検査官の企業の立ち入り検査が容易となりるために税の徴収が厳しくなる可能性があり、PIS/Cofinsなどのクレジット移転が不可能になるなど、それほどシンプレスでないと説明した。

ムリロ・メロ弁護士は「サービス輸入におけるローヤリティーの支払い及び送金」、ジアンカルロ・マタラーゾ弁護士は「ブラジルにおける金融投資に関する税制」、アントニオ・エステーヴェス弁護士は「暫定令MP-351号−支払い遅延は罰金を伴わない」についてそれぞれ説明、活発な質疑応答が交わされた。

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左から3人目が押切委員長/4人目がオリベイラ副委員長/4人の講演者

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日伯法律委員会セミナーの様子

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=33575