サンパウロ新聞社の新プロジェクト

Gilberto Kosakaサンパウロ新聞社社長高坂・ジベルです。ブラジルの日本語新聞として終戦直後の1946年創立され、今日まで62年間日系コロニアの耳となり、目となり活動してまいりました。外国出身の私たちの誇りである皆様が持っている日本の文化の意味と重要性を今回、もっと深く考えて欲しいと思っています。

ご存じの通り本紙は文化の中心となる日本語で日本の文化を守ってまいりました。これまでの62年間の経験を重ね、私たち、日系人はブラジルに住んでいる他の民族に尊敬されるのにはどれだけ文化はたいせつだとよく理解しています。

何度も繰り返し述べておりますが、ここにお集まりのエリート、日本企業の方々にこれから出版企画していします移民100周年記念事業の2冊の本:100人の女性の歴史と杉尾建一郎博士の世界環境問題でございます。

その他、今年から来年にかけて
腹話術のIKKOKUDO 
三味線の吉田兄弟
講談
マンジュシャカ ― モダン・カブキ
日本文化の展示会
美空ひばりビデオコンサート
書道展
紙芝居いろいろな記念事業を企画しております。

本紙は日本文化を大切にしたいので、皆様の協力、協賛をお願いにまいりました。皆様が以上のイベントの重要性をご理解していただくまで、ここに何回でも足を運んでまいりたいと思います。この100周年を機会に、私達の先祖の文化をブラジルへ確実に定着し、誇りになるよう努力していきます。どうぞよろしくお願いします。

(写真:スピーチするサンパウロ新聞社の高坂ジルベルト社長

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=29585