エタノールが鶏肉価格を押上げる

米国ではトウモロコシからエタノール生産するために、食肉生産用飼料用トウモロコシが不足して、トウモロコシ国際価格上昇の影響で、今年上半期のブラジルの鶏肉生産価格はキロ当たり1.51レアルに上昇している。

今年上半期のブラジルの鶏肉輸出は、前年同期比24.4%増加の150万トンであったが、特に米国の鶏肉価格の上昇で、輸出総額は47%増加の21億ドルに達している。

昨年はアジアやヨーロッパでは、鳥インフルエンザの影響で鶏肉消費が減少したが、今年は世界的に鶏肉の需要が旺盛であり、またトウモロコシや大豆のコモデ ティー価格上昇で国際鶏肉価格を押上げていることが、ブラジル鶏肉輸出には追い風になっている。(17日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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