CNIは今年のGDPを4.5%に上方修正

 全国工業連合(CNI)は、今年のブラジルの経済成長率をサービス業の拡大や輸入製品増加などの要因で4.2%から4.5%増加に上方修正した。

 CNIでは今年の工業の伸び率は昨年同様に平均成長率を下回る4.0%で、GDPの伸び率1.3%に相当する予想しているが、製造業は3.7%、建設業は4.5%の増加が予想されている。

サービス部門はGDPの伸び率2.7%に相当する4.2%の伸び率を予想、製造部門の税収は6.8%増加してGDPを4.5%押上げ、農畜産部門は穀物及び牧畜部門の増産で4.5%増加が見込まれている。

CNIは今年の輸出は僅かに5.0%増加を見込んでいるが、輸入は21%増加でGDP1.7%を押上げ、政策金利の低下に伴って内需拡大で、投資は10.5%増加を見込んでいる。(17日付けガゼッタ・メルカンチル紙)
 

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