今年上半期の税収は10%増加の2,824億レアル

 連邦政府国税庁の今年上半期の税収は、PACプログラムなどで減税措置をとったにも関わらず、前年同期比10.02%に相当する335億レアル増加の2,824億3,000万レアルに達し、今年の金融取引暫定納付金(CPMF 通称−小切手税)の予定税収360億レアルにほぼ同じ増収をすでに記録している。

 6月の税収は490億7,000万レアルで前年同期比6.22%増加、上半期のCPMF税収は11.32%増加の173億3,000万レアルで、税収に占める割合は6.14%に達して、上半期の税収は国税庁の目標を50億レアル上回っている。

 また法人税は鉱工業部門が好調で、特に自動車業界や鉄鋼業界の伸び率が大きく13.98%の大幅増加、また純益に対する納付金(CSLL)も12.75%増加、経済活動状況を計る目安となる工業製品税(IPI)も10.14%と大幅に増加している。(19日付けエスタード紙)

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