中銀の通貨政策委員会(Copom)は、Selic金利を0.5%切下げて11.5%としたが、7委員のうち3委員は0.25%の切り下げを主張したために、金融業界では9月のCopom会議では0.25%の切下げを予想している。
また金融スペシャリストは年末のSelic金利を10.75%、来年末は9.75%を予想、今回の切下げでブラジルの実質金利は8.3%から7.7%となり、トルコの8.2%を下回って、2005年2月から続いていた世界最高金利の座をトルコに明渡した。
Selic金利切下げに伴って、連邦貯蓄銀行は年金・給与口座天引き型の最低金利を1.07%から1.06%、法人向け融資の最高金利を2.34%から1.91%にそれぞれ引下げた。(19日付けエスタード紙)