ロンドニア州マデイラ河の水力発電所建設許可が、国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)から漸く出たが、発電所建設に伴い国境を接するボリヴィアは国内の水没地域や環境悪化に対して抗議しているが、政治的に解決されると予想されている。
マデイラ河のジラウ水力発電所及びサント・アントニオ水力発電所は、経済成長加速プログラム(PAC)の重要プロジェクトであり、建設開始前に州都のポル ト・ヴェーリョ市の浄水設備投資に7,300万レアルが投資されるが、人口40万人の州都は、建設が開始されると10万人増加すると予想されている。
また道路インフラ整備用にトラックや重機購入に、ブラジル北部への投資をするSuframaから3,500万レアルの投資が予定されており、Ibamaか ら環境ライセンス許可が下りた後に、ポルト・ヴェーリョの不動産価格はすでに50%も増加している。(20日付けガゼッタ・メルカンチル紙)