低いインフレ、金利の低下、カントリーリスクの低下、堅調なブラジルのマクロ経済や世界的に進展している企業買収などのシナリオで、6月の海外からの直接投資は、103億1,800万ドルに達して記録を更新した。
また今年の海外からの直接投資額は、すでに208億6,400万ドルに達しており、中銀の予想の250億ドルを大幅に上回ると予想値の上方修正が行なわれる。
また最終12ヶ月間では322億6,100万ドルに達しており、公社の民営化が行なわれた2000年の327億7,900万ドルに匹敵するほど、海外からの直接投資が流入している。
6月の直接投資ではミッタル・スチールによるアルセロールの買収金の一部である28億9,300万ドル、アイルランド資本Experian社によるSerasa社の買収金14億ドル、ドイツ銀行のウニバンコ銀行への資本参加4億9,400万ドルが含まれている。(24日付けエスタード紙)