サントス港は最悪ランクに位置づけ

南米最大でブラジル貿易の26%を占めるサントス港は、ブラジルの港湾でも最悪の部類に位置づけされており、サントス港より港湾設備の悪いのはフォルタレーザ港、ヴィトリア港及びサルバドール港だけである。

ブラジルの港湾で最も港湾設備が整っているのは、ヴァーレ・ド・リオドーセ社のマラニャン州マデイラ港で、水深が23メートルあるために、36万トン級の大型輸送船が接岸できる。

年末までに3億3,700万ドルを投資してカラジャス鉄道及びマデイラ港の港湾施設拡張が予定されており、鉱石や穀物取扱量は1億トン、2年後には1億3,000万トン、2011年には2億トンの取扱いが予定されている。

マデイラ港に次いでツバロン港が最良ランク付けされており、年末までに6億レアルを投資して、ターミナル設備の近代化が予定されており、主に鉱石、大豆やトウモロコシが輸出される。(30日付けエスタード紙)

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