サンパウロ工業センター(Ciesp)が、608人の企業家を対象にした景気動向調査では、48%が今年上半期の売上げは前年同期を上回り、また下半期も67%が前年同期を上回ると回答している。
これは実質賃金の上昇、クレジットの拡大並びに金利の低下で、国内の消費需要が拡大、74%が年内の投資を予定しており、ダンボール紙、製鉄や石油化学部門は大きな成長が期待されている。
今年上半期の粗鋼生産は前年同期比16%増加、下半期も同様の伸び率が見込まれており、ダンボール紙も予想の3.0%を大幅に上回る6.0%増加した。投資では生産拡大のための機械・装置の購入が25%、新製品販売並びに人員増因果それぞれ17%であった。(30日付けヴァロール紙)