上半期のプライマリー収支黒字は437億8,000万レアル

 今年上半期の国税庁の名目税収は、前年同期比13.1%増加の648億7,070万レアル、インフレ分を差引いた実質税収は8.5%増加、社会保障院(INSS)は13.78%増加の207億8,490万レアルの赤字、中銀は3億180万レアルの赤字を計上して、連邦政府のプライマリー収支黒字は、52億レアル増加の437億8,000万レアルに達した。

 今年の連邦政府の目標プライマリー収支黒字は530億レアル、また上半期の国税庁の税収はGDP比19.39%で前年同期比0.5%増加したが、財政支出も12.7%増加している。

 財政支出のうち公共投資は、前年同期比22%増加の73億4,000万レアル、このうち官民合同プロジェクト(PPI)による投資は11億8,000万レアル、今年の公共投資は、財政支出の29.9%に相当する244億レアルが見込まれている。(31日付けエスタード紙)

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