連邦政府は最終12ヶ月間の輸出総額が1,504億3,300万ドルに達しており、今年の輸出目標額を1,520億ドルから1,550億ドルに上方修正した。
7月の輸出は141億2,000万ドルで月間記録を更新、輸入は107億7,300万ドルに達したために、貿易収支黒字は前年同月比40.8%減少の33億4,700万ドル、今年7月までの累計では4.8%減少の252億ドルであった。
今年7ヶ月間の輸出は前年同期比16.9%増加、輸入は27.9%増加、昨年は耐久消費財の輸入が比重を占めたが、今年の輸入は資本財、中間財や原材料輸入が増加しており、製造業の設備投資や鉱工業の活況を反映する輸入製品の増加が目立つ。
昨年の輸出は国際コモデティ価格の上昇で、価格は前年比12.5%上昇したが、輸出量は3.2%増加に留まり、今年の上半期は価格は9.2%上昇したが、輸出量は10.1%増加している。
上半期のトウモロコシ輸出量は、米国でのエタノール用トウモロコシの消費拡大に伴って130.2%増加したが、輸出額は34.8%増加に留まり、輸出先はイラン、ポルトガル、韓国やスペインであった。(2日付けエスタード紙)