ブラジル鉄鋼院はセアラスチールを検察庁に訴える

ブラジル鉄鋼院(IBS)は、ペトロブラスが供給する奨励金付天然ガス使用では不正競争になると、セアラスチール建設反対を検察庁に訴えた。

 セアラスチールは韓国の東国製鋼、イタリアのダニエリ社およびリオドーセ社がセアラー州ペセン港に7億5,000万ドルを投資して、年産150万トンの粗鋼を生産するプロジェクトである。

 IBSではセアラスチールが天然ガスの替わりに、石炭を使用するのであれば製鉄所建設を支持するが、プロジェクトでは石炭焚きへの変更ができない。(9日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=32911