ブラジルのセメント市場の40%を占めるボトランチン・セメントは、2010年までに16億6,000万レアルを投資して、トカンチンス州シャンボイア、パラー州バカレナなど12ヵ所に工場建設などを予定している。
ブラジルの今年のセメント生産量は4,250万トンが見込まれているが、ボトランチンの生産量2,500万トンで、今後これらの投資で3,300万トンに引き上げる。
ブラジルのセメント販売の70%がセメント袋販売で、住宅建設用が大半を占めているが、一人当たりの年間のセメント消費量は200キロ、発展途上国の中でも低い方であり、メキシコは300キロに達している。(9日付けガゼッタ・メルカンチル紙)